情報元 https://www.valorant4jp.com/2026/07/kicksteam-vitality.html
ドイツで開催中のVCT EMEA 2026 Stage 2のグループステージで3勝1敗と好調なスタートを切ったTeam Liquidですが、今年6月にアカデミーから昇格したKicksが現在のチーム状況や2023年~2025年に所属したTeam Vitalityでの活動について、parlons esportのインタビューで語りました。以下、一部抜粋したコメントを掲載しています。
以前はイニシエーターメインでしたが、最近はコントローラーにシフトしているように見えます。これはご自身の意思による決定だったのでしょうか? また、このロールへの適応具合はいかがですか?
まだ勉強中です。去年、Team Vitalityに在籍していた頃にも少しプレイしましたし、今もこのチームで担当しています。現在のメタでは、ダブルイニシエーター構成を組み込む余地があまりないため、仕方のないことだと思っています。
もちろん、私はソーヴァやフェイドといった索敵系のイニシエーターも少しプレイしてきました。しかし、自分にとって最高のロールはセカンドイニシエーターやフレックス枠だと思っています。スカイ、KAY/O、ブリーチを使ったり、1〜2マップでオーメンをフレキシブルに運用したりするような立ち回りです。それこそが自分が一番しっくりくるロールだったと思いますが、現在のメタでは完全に外れてしまっています。
それに、今の私たちが目指している戦い方でもありません。そのため、半ば必然的に私がスモークを担当せざるを得ない状況なのです。それに、かつてはダブルイニシエーター構成がメタだったため、イニシエーターの選手は世の中に溢れています。イニシエーターが2枠から1枠に減ったことで該当する選手が多すぎて、私がそのロールに入る枠はないと思っています。
というのも、私のチームにはすでにtrexxが所属しています。trexxがチームにいる以上、私がソーヴァやフェイドをプレイする世界線は存在しません。ですから、これは単にメタがそういう状態だという話ですが、私自身もこのロールにどんどん慣れてきています。時間をかければもっと良くなっていくはずですし、自分自身を適応させていかなければなりません。
今年の始めにはTeam Liquidのアカデミーチームに所属しており、そこから同じロールでTier1の舞台に戻ってきましたね。KICK-OFFでは1試合のみ出場したとはいえ、実際の感触はいかがですか? また、経験豊富な選手たちとともに再び競技シーンのステージに立つのはどんな気分ですか?
本当に幸せです。Team Vitalityでの挑戦が終わる頃に感じていた気持ちと比べると、これが私にとって一番大きな変化です。当時は厳しい時期を過ごしていて、チーム内でも多くの変更がありました。Team Vitalityでの最後はプレイしていて心から幸せだと思えませんでしたし、居心地の悪さも感じていました。本当に苦しんでいて、何度も状況を改善しようと試みましたが、最後まで解決策を見つけられないような感覚だったんです。
精神的にも一度立ち止まって、あのストレスから解放されたいと思っていました。そういった意味で、アカデミーチームでの活動は私を大きく助けてくれました。もちろん、1年を通してTier1でプレイできればそれに越したことはなかったですが、決まってしまったことは仕方ありません。当時の自分は個人パフォーマンスの面でもベストな状態ではなかったと思います。
アカデミーでは、Tier1での経験がない若い選手たちと一緒にプレイしました。それが、私自身がTier1に昇格する直前の気持ちを思い起こさせてくれました。1試合でも多く、1ラウンドでも多く勝ちたいというハングリー精神や、すべてのプレイが本当に重要であるという緊張感、そしてそれと同時に常にゲームを楽しむ姿勢です。その経験が、私の中にある「戦いたい」という欲求や競技へのモチベーションをさらに燃え上がらせてくれたのだと思います。
そして今、こうして戻ってくることができ、Team Vitalityに加入したばかりの頃のような新鮮な気持ちを味わえています。プレイできることが心から嬉しいです。チームの雰囲気も本当に良く、素晴らしいエネルギーに満ちています。みんなゲーム内でも最高ですが、ゲーム外ではさらに素晴らしい人たちです。みんなと会話するだけでもすごく楽しいです。率直に言って、戻ってこられて本当に幸せです。
2026年シーズンを振り返って悔しかった点や、逆に得られた成果を挙げるとしたら、何がありますか?
正直なところ、後悔していることは何ひとつないと思います。先ほどもお話しした通り、アカデミーチームでプレイしたことでちょうど競技への熱量を取り戻すことができましたし、あの期間についての悔いは一切ありません。
強いて言えば、今シーズンこれまでに一番嬉しかったのは、まさに「もう一度プレイしたい」という情熱やプレイする喜び、そして勝利への飢えを取り戻せたことです。トップ選手たちと戦うことの感覚や、この地域のトッププレイヤーたちを相手にTier1の試合で勝利を収めたときに得られるあの達成感を、恥ずかしながら少し忘れてしまっていました。
勝つことにせよ、たとえ負けることにせよ、その瞬間に味わう独特の感覚です。もちろんアカデミーでも重要な試合はありましたが、やっぱりそれとは別物です。Tier1では国際大会への出場権をかけて戦い、トロフィーを目指して戦います。そういった経験は、Tier2ではなかなか味わえません。勝利することがどれほど素晴らしいことなのか、本当の意味で思い出すことができました。





















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