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【フォートナイト】「子どもへの課金を煽った」としてEpic Gamesに集団請求、約180億円超を求める可能性

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情報元 https://fnjpnews.com/News/65265

目次

「子どもへの課金を煽った」としてEpic Gamesに集団請求、約180億円超を求める可能性

『フォートナイト』を運営するEpic Gamesに対し、オランダの消費者団体が大規模な集団請求に向けた手続きを開始しました。問題視されているのは、子どもや若年層に対してゲーム内アイテムの購入を急がせるような販売手法などです。

現地報道によると、返金や損害賠償を含む請求規模は1億ユーロを超える可能性があり、日本円では約180億円超の規模となります。ただし、現時点でEpic Gamesに対してこの金額の支払いを命じる判決が出たわけではありません。消費者団体側はまずEpic Gamesとの協議による解決を求めており、合意に至らなかった場合に裁判へ進む方針です。

21歳未満でフォートナイトをプレイしていたユーザーが対象

今回の集団請求を進めているのは、オランダの消費者団体「Stichting Massaschade & Consument(SMC)」です。同団体は「Fortnite claim」として、2017年9月26日以降にオランダで21歳未満の状態で『フォートナイト』をプレイしていたユーザーを対象に参加を募っています。

現在すでに21歳を超えている場合でも、対象期間中に条件を満たしていれば請求の対象になるとしています。

SMCが特に問題視しているのが、『フォートナイト』のアイテムショップなどで使われてきた販売手法です。同団体は、期間限定の商品やカウントダウン表示などによって、「今購入しなければ入手できなくなる」と若いプレイヤーに感じさせ、購入を急がせていたと主張しています。

また、過去の購入に対する返金だけでなく、ゲームの設計によって生じたとする損害や、個人情報・プライバシーの取り扱いについても補償を求めています。

請求額は約180億円超の可能性

現地メディアでは、今回の集団請求による返金や損害賠償の総額が1億ユーロを超える可能性があると報じられています。為替によって変動しますが、日本円では約180億円を超える規模です。

ただし、この金額はEpic Gamesがすでに支払いを命じられた賠償金ではありません。現段階では消費者団体側が想定している請求規模であり、最終的な金額がどのようになるかは決まっていません。

今回の手続きも、すでにEpic Gamesが裁判で敗訴したというものではありません。SMCはまずEpic Gamesとの協議を通じた集団的な解決を目指しており、和解できなかった場合に裁判所へ訴えるとしています。

オランダでは以前からフォートナイトの販売手法が問題に

オランダでは以前から、『フォートナイト』のアイテムショップにおける販売方法が問題視されてきました。

オランダ消費者・市場庁(ACM)は2024年、子どもに直接購入を促す表現や、誤解を与える可能性のあるタイマーなど、一部の販売手法が不公正な商慣行にあたると判断。Epic Gamesに対して罰金などの措置を行いました。

Epic Gamesはこの判断に異議を唱えましたが、その後、オランダの裁判所はACM側の判断を支持しています。

一方、Epic Gamesは指摘を受けた後、オランダ向けのアイテムショップなどに変更を加えています。未成年ユーザーに対して短期間しか販売されないアイテムの購入を制限するなど、若年層向けの対策も実施されています。

Epic Gamesは「現在のショップにカウントダウンタイマーはない」と反論

Epic Games側も、今回の消費者団体による主張に反論しています。

同社は、現在の『フォートナイト』のアイテムショップでは購入を急かすようなカウントダウンタイマーは使用していないと説明。また、保護者がリアルマネーでの購入にPINコードを必須にできる機能や、購入直後のキャンセル、一定条件での返品など、意図しない課金を防ぐための仕組みを用意しているとしています。

さらに、一定年齢未満のユーザーには「Cabined Account」と呼ばれる制限付きアカウントが適用され、保護者の同意を得るまでリアルマネーでの購入など一部機能を利用できない仕組みも導入されています。

そのため今後は、過去に使われていた販売手法がどの程度不公正だったのか、また、それによって実際にどの程度の損害が発生したのかが争点になりそうです。

和解できなければ法廷へ

今回の集団請求では、『フォートナイト』そのもののサービス停止などを求めているわけではありません。SMCは、過去の購入に対する返金や損害の補償、今後同様の問題を起こさないための対応などを求めています。

まずはEpic Gamesとの話し合いによる解決を目指し、そこで合意できなかった場合には裁判へ進む方針です。

『フォートナイト』は基本プレイ無料のゲームとして世界中で多くの若年層にもプレイされており、コスチュームやエモートなどのゲーム内販売が大きな収益源となっています。今回の動きは、フォートナイトだけでなく、基本プレイ無料ゲームにおける子どもへの課金の見せ方や販売手法そのものを改めて問う事例となりそうです。

今後、Epic GamesとSMCが和解に至るのか、それとも実際に裁判へ発展するのかに注目が集まります。

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