情報元 https://www.negitaku.org/news/n-26773
日本国内における『VALORANT』公式大会の新運営パートナーが発表されました。
公式SNS投稿
『VALORANT Esports Japan』
新大会運営パートナーのお知らせ pic.twitter.com/p6xBs9Wu3J— VALORANT Challengers Japan (@valesportscl_jp) January 14, 2025
新運営パートナーについて
- 2020~2024年は『RAGE』 (CyberZ、エイベックス・エンタテインメント、テレビ朝日)が日本国内の大会運営・配信を担当
- 2025年からは「日本テレビ」「博報堂DYメディアパートナーズ」が担当
- 両社が「VALORANT Challengers Japan 2025 実行委員会」を組成
- 日本テレビ子会社でeスポーツの大会運営・企画を行なう株式会社JCGも参画
新パートナーの担当業務
- VALORANT Challengers Japan 2025の配信およびオフラインイベントの運営
- VALORANT Champions Tour PacificおよびAscension Pacific、Masters、Championsなど国際大会の配信
- VALORANT Game Changersの国内の大会運営及び配信業務、Game Changers PacificやChampionship国際大会の配信など
新体制での狙い
近年の国内eスポーツシーンを牽引してきたVALORANT、およびVALORANT Challengers Japan 2025大会の更なる発展を目指します。具体的には、大会運営を通して、参加して頂けるチームの皆様や協賛社様との連携をより強固なものとし、視聴・参加して頂けるファンの拡大と更なる盛り上がりの実現を目指します。そしてVALORANTを中心としたeスポーツシーンのエコシステム形成とサステナブルな成長、そして日本、引いては世界のeスポーツシーン全体の活性化への貢献に寄与して参りたいと思います。
2社がこれまでに培ってきたスポーツ・エンタテインメントコンテンツビジネスの経験に加え、各社の子会社である、株式会社JCG(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:松本 順一)および株式会社博報堂DYスポーツマーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩佐 克俊)のリアルスポーツからeスポーツまで多岐にわたる大会・イベント運営の知見とリソースを活用することで、各大会の盛り上がりとブランド価値の最大化、さらにはこの熱狂を産みだすコンテンツの上で、ファン・チーム・協賛社様を巻き込んだ新しいビジネスの推進も目指していきます。
タクティカルFPS大会の運営ノウハウを持つ『JCG』も参画
『JCG』は、タクティカルFPS『Counter-Strike: Global Offensive』の独自リーグ『JCG CS:GO Premier』を2015~2016年に開催し、オフライン大会の実施なども行なってきました。
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また、ジャンルは異なりますが、『ストリートファイター6』公式大会「京王 Presents JCG STREET FIGHTER 6 CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPAN」など近年の人気タイトル運営なども手がけています。
今回の発表に合わせて、JCG代表 松本 順一氏が自身のFacebookでJCGサイドのプロデューサーが小野 誠氏になると言及されていました。松本氏に質問をさせていただいたところ、小野氏のプロフィールについて教えていただくことができました。小野氏は、下記のように様々なFPSタイトルでの運営経験を持ちます。
ゲームプロデューサー/ゲームプランナー/マーケッターとして多数のFPS/TPSや対戦ゲームを担当
[担当タイトル]
SPECIAL FORCE、戦場のカルマ、SUDDEN ATTACK、SDガンダム カプセルファイターオンライン、HOUNDS、ロードオブヴァーミリオンアリーナ、ガンスリンガー ストラトスシリーズ、フィギュアヘッズ、GuildWars、DARK BLOODなど「SUDDEN ATTACK」では日本初の大規模大会を定期開催するなど、黎明期から日本のFPSシーンで活躍してきた。
新体制で『VALORANT』eスポーツがどうなっていくのかと、不安を持つ方もいるかと思います。タクティカルFPSを含めた様々な大会運営ノウハウを持つJCGが加わってくるというのは安心材料の1つになると言えます。