情報元 https://fnjpnews.com/News/49994
Microsoftは日本時間6月9日に開催された独自イベント「Xbox Games Showcase 2025」にて、ASUSと協業して開発した携帯型ゲームデバイス『ROG Xbox Ally』シリーズを発表しました。
本製品は、これまでPCゲーミング領域で高い評価を受けていたASUSの「ROG Ally」シリーズをベースに、Xboxとのシームレスな統合を図った新たな“ポータブルXbox体験”を提供するデバイスです。
ROG Xbox Allyシリーズの概要
発表されたのは2モデル:
モデル名 | ROG Xbox Ally X | ROG Xbox Ally |
---|---|---|
CPU | Ryzen AI Z2 Extreme | Ryzen Z2 A |
メモリ | 24GB LPDDR5X-8000 | 16GB LPDDR5X-6400 |
ストレージ | 1TB SSD | 512GB SSD |
ディスプレイ | 7インチ 1920×1080 / 最大120Hz | |
Impulse Trigger | 搭載 | 非搭載 |
バッテリー容量 | 80Wh | 60Wh |
OS | Windows 11 Home |
上位モデルの「ROG Xbox Ally X」には、AMDの最新APU「Ryzen AI Z2 Extreme」を採用。携帯型ゲーム機としては初となるAIアクセラレータ搭載APUであり、単なるゲーミング性能の向上にとどまらず、AIによる省電力化や画質改善など、ユーザー体験の根本的な進化を狙っています。
Ryzen AI Z2 ExtremeのAI活用とは?
Ryzen AI Z2 Extremeは、AMDが展開する携帯ゲーム機向け「Ryzen Z2」シリーズをベースに、AIアクセラレータを統合した改良モデルです。これにより、Microsoftが提唱する「Copilot+ PC」向けの機能──たとえば超解像技術「Automatic Super Resolution(Auto SR)」の活用や、ユーザーが離席中に自動で省電力モードに移行する機能などが実現されます。
さらに、AMDの最新画像処理技術である「FidelityFX Super Resolution 4(FSR 4)」と組み合わせることで、携帯機でありながらも高解像度かつ高フレームレートなゲームプレイが可能になる可能性があります。
フォートナイトユーザーにとっての理想的なポータブル環境
とりわけ注目すべきは、ROG Xbox Allyシリーズがフォートナイトレイヤーにとっても非常に魅力的な選択肢であるという点です。
本機は高性能APU「Ryzen AI Z2 Extreme」と最新のAI超解像技術(FSR 4 / Auto SR)の組み合わせにより、1080p/120fpsでの滑らかなフォートナイトプレイを実現可能にしています。さらにはXbox Game Passとの連携により、クラウドを通じた即時プレイも可能。外出先でもフル機能のフォートナイトをストレスなく楽しむことができるようになります。
また、キーバインドのカスタム設定や、高精度なImpulse Triggerなど、ビルドやエイムにも影響する細かなプレイスタイルの最適化も可能です。携帯機だからといって妥協する必要は一切ありません。
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