情報元 https://fnjpnews.com/News/50360
ドナルド・マスタードとEpic Gamesは当初、コラボに否定的だった ─ ルッソ兄弟が6時間近くかけて説得し、コラボが実現
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『エンドゲーム』の監督として知られるルッソ兄弟(ジョー&アンソニー・ルッソ)が、2018年にフォートナイトとマーベルのコラボを実現させるために奔走していたというエピソードが明らかになりました。

この情報は、ルッソ兄弟の制作会社AGBOのインタラクティブ技術部門の代表であるピート・ワナット氏が、ゲーム業界のイベント「Game Business Live」でのパネルディスカッション中に語ったものです。
当初、Epicは「外部キャラの導入」に難色
当時Epic Gamesのチーフクリエイティブオフィサーだったドナルド・マスタード氏(現AGBO所属)は、フォートナイトに外部作品のキャラクターを登場させることに消極的だったとのこと。
「最初は“外部キャラをフォートナイトに入れるつもりはない”という方針でした」とピート氏は語ります。
しかしルッソ兄弟は、『インフィニティ・ウォー』の公開にあわせてヴィラン「サノス」をフォートナイトに登場させるという夢を諦めず、ドナルド氏に電話をかけました。
予定30分の通話が5時間半に
その通話は本来30分の予定だったにも関わらず、実際には5時間半にも及ぶ長時間の説得となりました。
結果的にドナルド氏は考えを改め、サノスの実装を承諾。それが2018年5月の期間限定モード「インフィニティ・ガントレット」というコラボイベントとして実現し、世界中で大きな話題となりました。
「その後、映画・テレビとゲームの融合の可能性が一気に開花しました」とピート氏は振り返ります。
ルッソ兄弟とマスタード氏は今や同じ制作会社に
現在では、ドナルド・マスタード氏もEpicを離れ、ルッソ兄弟の制作会社AGBOに参加しており、今後もさらなる映像×ゲームのコラボレーションが期待されています。
フォートナイト史に残るマーベルコラボ、そしてその後に続く数々の大型クロスオーバー。その礎には、ルッソ兄弟の情熱と、ドナルド・マスタード氏に対する5時間半にもおよぶ粘り強い説得という、知られざるドラマがあったのです。
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