プロゲーマー情報へ

『VALORANT Champions Tour 2027』32のパートナーチーム発表、この仕組みは競技面で公平なのか?

[amazon_auto_links id="120186"]

情報元 https://www.negitaku.org/news/n-27912

Riot Gamesが、『VALORANT Champions Tour 2027』のパートナーチームを発表しました。

2027-2028 パートナーチーム

パートナーシップは2年ごとに更新されます。
2027~2028年のパートナーチームは以下の通りです。

目次

Pacific

  • Crazy Raccoon
  • FULL SENSE
  • GAM Esports
  • Gen.G Esports
  • Paper Rex
  • Rex Regum Qeon
  • T1
  • ZETA DIVISION

Americas

  • 100 Thieves
  • G2 Esports
  • KRÜ Esports
  • Leviatán
  • LOUD
  • MIBR
  • NRG
  • Sentinels

EMEA

  • BBL Esports
  • Fnatic
  • FUT Esports
  • Karmine Corp
  • Gentle Mates
  • Team Heretics
  • Team Liquid
  • Team Vitality

China

  • All Gamers
  • Bilibili Gaming
  • EDward Gaming
  • JD Gaming
  • Trace Esports
  • TYLOO
  • Weibo Gaming
  • Xi Lai Gaming

パートナーチームは何が評価されたか

パートナーチームの選考には100チームを超える応募があり、下記の選考基準に基づき各リージョン8チーム・計32チームが選出されました。

選考基準

  • VALORANTのコミュニティーを成長させることへの献身度
  • ファンダムとコンテンツにまたがるコミュニティーへの影響力
  • 事業としての持続可能度と責任ある運営能力
  • 高い事業運営の能力と確立されたインフラ
  • 競争的な環境での成功とパフォーマンスの成長度

選考で最も重要視されたのは「今後何年にもわたって繁栄するファンダムとコミュニティーを構築する助けとなってくれる組織であるかどうか」であり、「競争力」は選考基準の1要素にしかなっていません。

日本チームはわかりやすく、「ZETA DIVISION」は、所属ストリーマーによる「The k4sen」「Devil Clutch杯」など、Riot Gamesのタイトルを扱う大規模なオフラインイベントを開催しています。

「Crazy Raccoon」もインフルエンサー大会「CR CUP」や「Crazy Raccoon Revive」、東京ドームで「CR FES 2025」を実施していて、多くのファンを動員しています。

また、両チームはRiot Gamesの公式イベント「Riot Games ONE」にも参加し、イベント企画などを通じて連携しています。

そして「ZETA DIVISION」はこの記事を執筆時点でXフォロワー64万、「Crazy Raccoon」は124万とソーシャルメディアのフォロワー数も突出していることから、両チームは先の選考基準に合致する実績を持っています

パートナーチームの仕組みは競技において公平なのか

Riot Gamesは、パートナーチームがVALORANTコミュニティに貢献することに意味を見いだし、その貢献に報いるため下記を報酬として設定しています。

パートナーチームの報酬

  • 基本報酬 – パートナーチームには毎年決まった額の基本報酬の支払いが保証されます
  • パフォーマンスボーナス – パートナーシップの目標を達成する上で高いパフォーマンスを見せたチームには追加の報酬が与えられます
  • チームカプセル – これはゲーム内スキンのセットで、これを通じてファンはお気に入りのチームをサポートできます
  • 直接的シード – 予選において、最初のラウンドをスキップしてダイレクトに後半戦に参加でき、結果的により多くの安定性と露出の機会を獲得

2024年~2026年のVALORANT競技シーンでは、年間王者決定戦「Champions」に出場するためにはインターナショナルリーグで出場権を獲得する必要がありました。

非パートナーチームは「Challengers」から「Ascension」を勝ち上がり、インターナショナルリーグへの昇格を果たすことが必要でした。

2027年シーズンはこの部分が改善され、「オープン予選」「Cups」「Masters」を通じて、どのチームも「Champions」を目指すことが可能になりました。

競技への参加機会は以前より公平になりましたが、パートナーチームには先のようなアドバンテージが与えられており、非パートナーチームはパートナーチームと格差がある状態で競技に挑むことになります。

項目パートナーチーム非パートナーチーム
年間基本報酬ありなし
パートナー活動に応じた追加報酬ありなし
チームカプセル販売・収益ありなし
Kickoffへの直接出場ありなし(要予選通過)
国際大会出場同条件同条件
大会進出による報酬・賞金ありあり

非パートナーチームは結果を出してから支援を得られるのに対し、パートナーチームは結果を出す前から支援を受けられます。

これにより、パートナーチームは安定したチーム運営ができるほか、選手の獲得競争においても資金面で優位となります。
非パートナーチームで活躍した選手は、次シーズンなどの節目において、より待遇の良いパートナーチームに引き抜かれる可能性もあります。

2027年シーズンから導入されるオープン予選のような仕組みはすばらしいと感じています。

Riot Gamesがパートナー制度を採用するのは、VALORANTの人気を拡大させ競技シーンを長期的に発展させるためだと考えられます。

人気チームが安定して活動できる環境を整え、ファンを増やしゲーム内アイテムの販売などを通じて収益を生み出すことは、Riot Gamesにとって合理的な事業戦略です。

その一方、パートナーチームに選ばれるほどの組織力を持つチームにさらなる支援を行ない、資金面だけでなく大会への出場機会でも優遇されることは、競技としての公平性が保たれていないと感じる部分です。

2027年の競技シーンは、パートナーチームと非パートナーチームのどちらが結果を出すことになるでしょうか。新たな競技システムがどのような結果を生み出すのか注目したいと思います。

情報元

みんなの反応

コメントする

Generic selectors
Exact matches only
Search in title
Search in content
Post Type Selectors
目次