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音速ハリネズミとコラボしたマザーボード「ASRock Z790 PG SONIC」は『ソニック』の名に恥じない性能だった!

情報元 https://roundup-gamers.jp/article/2023/09/05/1654.html

ソニックファンのPCゲーマーなら見逃せない「ASRock Z790 PG SONIC」の魅力を、デザインと性能の両方の側面から紹介していきます。

目次

ゲーミングPCにおけるマザーボードってどんな役割があるの?

自作ゲーミングPCは、組む時にパーツを選定する必要があります。CPUにグラフィックカード、メモリー、電源、冷却用のクーラーやSSDなどのストレージ、どれもゲーミングPCを構成するうえで重要なパーツではありますが、それらを繋ぐ基となるマザーボードの選定はなによりも重要となります。

文字通り「マザー」と名がつくとおり、各パーツはマザーボードとの互換性から調べる必要があり、自身が目指したいスペックを考える時には最初に考慮すべきパーツです。

ASRock Z790 PG SONICのスペックを紹介

マザーボードの役割がわかったところで、今回紹介する「ASRock Z790 PG SONIC」のスペックを確認していきましょう。本製品はゲーミングに特化したASRockのPGシリーズのソニックとのコラボレーションモデルになります。他にも配信者に向けたLive Mixerなど、ユーザーのニーズにあった製品を夜に送り出しているのがASRockの製品の特徴です。

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CPU :

チップセット :

  • Intel® Z790

プラットフォーム:

メモリ:

  • メモリ・デュアルチャンネル DDR5メモリ機能

  • 4 x DDR5 DIMM スロット

  • 最大 7200+(OC) の DDR5ノン ECC、アンバッファードメモリに対応 *

  • システムメモリの最大容量:128GB

  • Intel® Extreme Memory Profile (XMP) 3.0 に対応

拡張スロット:

CPU

チップセット

  • 1 x PCIe 4.0 x16 スロット(PCIE2)、x4 モードをサポート

  • 1 x PCIE 3.0 x1 スロット(PCIE3)

  • 1 x M.2ソケット(Key E)、タイプ 2230 Wi-Fi/BT PCIe Wi-Fi モジュールおよび Intel CNVio/CNVio2(統合 Wi-Fi/BT)に対応

オーディオ:

LAN:

USB:

  • 1 x USB 3.2 Gen2x2 Type-C(フロント)

  • 2 x USB 3.2 Gen2 Type-A(リア)

  • 1 x USB 3.2 Gen1 Type-C(リア)

  • 6 x USB 3.2 Gen1 Type-A(4リア、2フロント)

  • 6 x USB 2.0(2リア、4フロント)

ストレージ:

CPU

  • 1 x Hyper M.2ソケット(M2_1、キー M)、タイプ 2280 PCIe Gen4x4 (64 Gb/s) モードに対応

  • 1 x Blazing M.2ソケット(M2_5、キー M)、タイプ 2280 PCIe Gen5x4 (128 Gb/s) モードに対応

チップセット

  • 1 x Hyper M.2ソケット(M2_2、キー M)、タイプ 2260/2280 PCIe Gen4x4 (64 Gb/s) モードに対応

  • 1 x Hyper M.2ソケット(M2_3、キー M)、タイプ 2260/2280 PCIe Gen4x4 (64 Gb/s) モードに対応

  • 1 x Hyper M.2ソケット(M2_4、キー M)、タイプ 2260/2280 PCIe Gen4x4 (64 Gb/s) モードに対応

  • 8 x SATA3 6.0 Gb/s コネクタ

本製品は、ASRock社から販売されている高性能なハイエンドPCを構築するための高スペックなマザーボードです。最新のインテル第13世代および12世代のCPUプロセッサーに対応。さらにLGA1700ソケットを採用しており、最新のインテルプロセッサーとの互換性だけでなく、将来のアップデートにも対応しているため、長期間の利用にも適しています。

チップセットには「Intel Z790」を採用し、高い拡張性を提供しています。ほかにも多くのPCIeスロットやM.2ストレージスロットなども豊富に備えていますので、容量を追加したいときに空きスロットがなくて困らないようになっています。

メモリスロットには4本のDDR5スロットが搭載されていて、こちらは最大128GBまで増設が可能です。さらに「Intel Extreme Memory Profile (XMP) 3.0」により、互換性のあるメモリーモジュールであればオーバークロックして、最高7200MHzまでクロック数を引き上げられます。マザーボードのトラブル防止用のメモリ保護も搭載されているので、自作する時も安心です。

M.2 SSDのスロットは4基用意されています。PCIe 5.0に対応したスロットも用意されているので、最新のM.2 SSDを使用できます。またSSDといえば発熱問題を気にする人も多いと思いますが、BlazingのM.2 SSD用のヒートシンクも付属しているので、その点は抜かりがないといえます。

最近では『サイバーパンク 2077』や『Starfield』など徐々にSSDを推奨しているゲームも増えてきているため、PCを組む際には読み込み速度の早いM.2 SSDを使用したいところですよね。固定ネジも最初から付属しているのも、地味にありがたいです。拡張するときにネジを買い忘れていたなんてことはよく起こりますからね。

SATAスロットは近年削減されている傾向にありますが、こちらの製品は8個用意されています。最近ではゲーミングPCで動画編集などの1つのファイルが大きくなってしまう作業をする人も増えています。そういったものの保存先にはやはりHDDは未だに現役ではあります。

リアパネルもマザーボード本体に備え付けられています。詳しくは後述していますが、リアパネルにも多くのスロットが用意されています。

新しいおもちゃを買ったようなワクワクするような製品デザイン

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まずは箱のデザインから見ていきましょう。コラボ商品らしく外箱もソニックが全面に押し出されていて、ワクワクするようなものとなっています。これは部屋に飾っておきたいほど魅力的なデザインをしていますよね。

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マザーボード本体も相当こだわりを感じるデザインとなっています。パッと見ただけでもソニックをイメージしたことがわかる白と青をメインにしたデザインに、ソニックのイラストが目立つ仕上がりとなっています。マザーボードも今では様々なデザインのものがありますが、ソニックをイメージした本製品は唯一無二な雰囲気があります。

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PCケースに入れてしまうとなかなか見られなくなってしまう背面にも大きくソニックが描かれており、非常にこだわりを感じます。ASRockの公式YouTubeチャンネルによると、このデザインは本製品のために特別に描き下ろしたオリジナルデザインだそう。なんとか工夫して、いつでも見られるようにしたいほどカッコいいデザインです。

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CPUカバーにはソニックのイラストが書かれて非常にかっこよく、これも捨てたくないですよね。こういったものって、ついつい机の中に取っておいてしまって溜まってきませんか?またコレクションが増えてしまいそうです。

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リアパネルのデザインはソニックでおなじみの「リング」が描かれています。見る角度に応じてリングの見え方が変わるので、くるくると回っているように見えるのが面白いです。

リアパネルには以下のものが搭載されています。

  • 2 x アンテナ取り付けポイント

  • 1 x HDMI ポート

  • 1 x DisplayPort 1.4

  • 2 x USB 3.2 Gen2 Type-A ポート(10 Gb/s)

  • 1 x USB 3.2 Gen1 Type-C ポート

  • 4 x USB 3.2 Gen1 Type-A ポート(USB32_56 は、ライトニングゲーミングポートです。)

  • 2 x USB 2.0 ポート

  • 1 x RJ-45 LAN ポート

  • HD オーディオジャック:ラインイン / フロントスピーカー / マイク

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ポート類も豊富に用意されているのは、やはりありがたいところ。最近ではワイヤレスのものが増えてきているものの、それらをつなげるドングルや充電器で、USBポートがいっぱいになってしまいます。そのため現代人の使い方を考えたら、このレベルまで豊富に用意されていてもらいたいです。

さらに、ゲーマーには嬉しいASRock独自機能の「LIGHTNING GAMING ポート」も2個搭載されています。これはゲームで使用するコントローラーや、マウス、キーボードの混線を防ぐことによって、低遅延を実現するもの。有線LAN端子には2.5Gbpsの通信速度を行うことができる「Killer E3100G 2.5G LAN」を採用しているので、ソニックの名に恥じない高速な通信を実現できます。

ASRock Z790 PG SONICを使って実際にPCを組んでみました!

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「ASRock Z790 PG SONIC」を使用して、実際にPCを組んでみました。構成は以下のようになっています。

  • CPU:Intel Core i513600K(54,800円)

  • MB:ASRock Z790 PG SONIC(49,980円)

  • GPU:ASRock Intel Arc A770 Phantom Gaming D 8GB OC(46,800円) 

  • メモリー:Team T-Force Delta RGB DDR5 16GB x 2 (21,800円)

  • ストレージ:Solidigm P44 Pro 1TB(11,480円)

  • CPUクーラー:DEEPCOOL AK500 WH(8,988円)

  • 電源:DEEPCOOL PQ650M(10,980円)

  • ケース:DEEPCOOL CC560 WH(6,980円)

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電源を通すとLEDの電源が発光します。LEDはBIOSの設定画面やユーティリティのPolychrome SYNCでコントロールできるので、映える自作PCを作成したい人にとっては嬉しいものとなっています。

また本製品はコンパクトなマザーボードのため、省スペースを考えたミドルタワーサイズのPCケースでも使用が可能です。説明書も図解式でわかりやすいものとなっていたので、プラモデルを組み立てるような感覚でPCを作成できました。これなら初めて自作PCに挑戦したい人でも、安心して使用できそうです。

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PCを組んだら、最初にOSをインストールするためBIOSから操作します。ここにもASRockのこだわりがあり、なんとソニックを使ったオリジナルデザインが採用されていました。BIOSの画面は大抵シンプルなデザインで面白みがないことが多いのですが、こういった遊び心があると非常に嬉しく感じます。

ASRock独自機能「LIGHTNING GAMING ポート」は、一度使ったらこれ以外ありえないと思えるほど

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マザーボードに搭載されているASRockの独自機能「LIGHTNING GAMING ポート」を確認するために、『ストリートファイター6』をプレイしました。「LIGHTNING GAMING ポート」はガチなゲーマーに向けた2つのインターフェースで構成されたポートです。通常のUSBポートと違い、ゲーム専用に回線を独立させているので混線することなく、コントローラーやマウスのピュアな入力信号を受けることができます。

その実力は確かなもので、体感でわかるレベルで入力の遅延が少ないことがわかりました。普段リズムを覚えて入力していたコンボも、画面でヒットを確認してから出しても間に合うほど。多少大げさに聞こえるかもしれませんが紛れもなく事実で、多くのゲーマーに体感してほしいと思いました。

今回は格闘ゲームをプレイして確かめましたが、もちろん『VALORANT』のような競技性の高いFPSゲームでもその真価を発揮すると思います。

ソニックの名の通り高性能な「ASRock Z790 PG SONIC」

今回実際に試してみて、「ASRock Z790 PG SONIC」がPCゲーマーにとって魅力的な高性能マザーボードであることがわかりました。製品のデザイン面も魅力的ですが、性能面も素晴らしく、ゲーム体験を向上させる要素が多く詰まっています。

特に、ソニックファンにはたまらないデザインが施されていて、箱から本体までこだわりが行き届いている感じが伝わりました。また性能面でも、最新のCPUプロセッサーに対応し、拡張性やストレージの多様性も兼ね備えています。

さらにゲーマー向けに設計された「LIGHTNING GAMING ポート」は驚異的で、コントローラーやゲーミングデバイスの遅延を最小限に抑えることができ、一度使用したらもう戻れないと思えるほどでした。このように、全体として「ASRock Z790 PG SONIC」はゲーマーにとって「欲しい」機能が詰まっており、仮にソニックのデザインに興味がない人でもオススメしたい製品といえるでしょう。

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