情報元 https://esports-world.jp/report/35959
さまざまなタイトルの公式大会を運営するeスポーツエンターテインメント「RAGE」が、eスポーツの新たなカルチャー・ムーブメントを発信する拠点としてJR池袋駅東口に「Café&Bar RAGE ST(かふぇあんどばーれいじえすてぃー)」を2024年1月28日(日)にグランドオープン。
グランドオープンに先立ち、26日(金)にはオープニングセレモニーが開催された。今回は、Café&Bar RAGE STがどのような施設なのかを紹介していこう。
ちなみに、Café&Bar RAGE STのSTはStation、Street、Startなどを意味する頭文字とのこと。
▲オープニングセレモニーには駅長も参加。駅長専用の白を基調とした制服がきらびやか!
【お酒が吞める!】
カジュアルにeスポーツが楽しめる1階カフェ&バー
Café&Bar RAGE STは、JR池袋東口構内と非常に好立地な場所にオープン。池袋駅構内にある「いけふくろう」前方にある階段を上ってすぐの場所。以前はR・BECKER’S(あーるべっかーず)があった場所だ。
▲池袋駅のど真ん中といってもいい場所。多くの家電量販店が立ち並んでいるため、ゲーマーとの親和性も高そう
1階はシンプルなカフェ&バーとなっていて、パブリックビューイングがしやすいように大型ディスプレーが店内のあちらこちらに配置されていた。
▲テーブル席のほかにカウンター席もあり、「おひとり様でもOK!」といった雰囲気(こちらは公式サイトの内観イメージ)
▲入口にはセルフレジが配置されていた。各種メニューはこちらで注文する形になりそうだ
Café&Bar RAGE STの魅力はなんといってもアルコールを販売しているところ。eスポーツカフェというとソフトドリンクのみの提供というイメージが強いが、Café&Bar RAGE STはその名の通りバーとしての顔も持っているため、アルコールを嗜むことができるのがうれしいポイント。
アルコールはビールハイボール、カクテルを含む20種類以上! お酒を飲みながらeスポーツの試合を観戦——。なんとも贅沢な時間が楽しめそうだ。
しかし気になるのは営業時間。土日祝は22時までとなっているため、長丁場となる大会や海外で開催される大会のパブリックビューイングに関しては途中で閉店になってしまうのか、特別時間を設けて営業するのか気になるポイントだ。
営業時間:
平日:7時〜23時(ラストオーダー22時30分)
土日祝:10時〜22時(ラストオーダー21時30分)
座席数:
81席(テーブル:62席、カウンター:19席)
面積:
約167.3㎡
【最新ギアが楽しめる】
2階は飲食可能なPCプレーエリア
2階は17席のPCが配置されたプレーエリアとなっている。ガレリア製のハイスペックPCにZOWIEのゲーミングモニターなど、競技シーンさながらのハイスペック環境でゲームを楽しむことができる。なお、インターネット回線はSoftBank社提供の高速ギガ回線を完備とのこと。
▲最新のゲーム環境が気軽に楽しめるのはうれしいポイント
また1階で購入したフードメニューの飲食も可能なので、ゲームをプレーしながらおなかも満たせすこともできる。個人的に気になったのは、各スペースに仕切りがないこと。なんとなく左右や向かいのプレーヤーの視線が気にならないか不安。
▲こちらは内観イメージ。開放的だけどインターネットカフェのようなプライベートスペースとまではいかない
またCafé&Bar RAGE STの特徴のひとつとして、最新ギアを借りて試すことができる。既存に設置されているゲーミングキーボードやゲーミングマウスのほか、SteelSeriesやRazer、ロジクールといった多数のゲーミングデバイスメーカーの最新ギアを気軽に使えるのはうれしい。
▲レンタル料金は別途かかるとのことだが、買う前に一度試してみたいといったユーザーにはありがたい
▲2階に上がると店員さんがお待ちかね。まずは入会してから利用時間を決めよう
さらに、2階奥には特別な配信ブースが1室あり、こちらでは配信を楽しむことができるようだ。
▲モニターや配信設備がズラリ。扉で仕切られているので、まわりのお客を気にすることなく配信に没頭できそうだ
なお、料金は最初の30分を課金したあとは、以降10分ごとに追加料金がかかるようになっている。長居するのが前提ならお得な○時間パックというのもあるので、状況に応じて使い分けるといいだろう。また、3時間30,000円〜の貸し切りプランもある。10人で借りれば、ひとり3,000円で3時間じっくり楽しめるので、ゲーム大会やゲーム仲間との懇親会なんかにも使い勝手がよさそう。
営業時間:
平日:8時〜23時
土日祝:10時〜20時
座席数:PC席(17席)+配信ブース(1室)
面積:約69.8㎡
料金※()内は配信ブース利用料金:
入会金:300円
最初の30分:400円(450円)
以後10分ごと:130円(150円)
2時間パック:1,300円(1,600円)
3時間パック:1,800円(2,200円)
6時間パック:2,800円(3,300円)
※パック料金は土日祝のみ+300円
貸切プラン:
3時間:30,000円〜
6時間:44,000円〜
9時間:56,000円〜
1日:85,000円〜
【プロチームのグッズが買える!】
オフィシャルグッズやアパレルが買えるグッズエリア
1階別館となるグッズエリアではRAGEのeスポーツオフィシャルショップとしてRAGEのグッズやeスポーツプロチームのアパレルなどが販売されている。
▲グッズエリアは池袋東口階段付近からアクセスできるほか、カフェ&バーエリアからもアクセスできる
▲Paper Rexといった海外チームのアパレルも購入可能だ
▲マウスパッドやキャップなどさまざまなグッズを購入できる
公式大会のパブリックビューイング開催時に、アパレルを買ってカフェ&バーエリアでそれを着て応援なんていう使い方もアリ。より身近にeスポーツが楽しめるのではないだろうか。
営業時間:
平日・土日祝:11時〜21時
面積:約25.2㎡
まとめ
という感じで多少駆け足で紹介してきたCafé&Bar RAGE STレポート。昨年は各地でeスポーツのパブリックビューイングが開催され、大きな反響を呼んでいた。特に英国風パブ HUBで開催された『VALORANT』公式大会のパブリックビューイングは、若者の集客に大成功。よりカジュアルにeスポーツを楽しめる場として大いに盛り上がっていた。
参考:
「若者はここにいた!」『VALORANT』初のブリティッシュバーHUBでのパブリックビューイングは大成功!【HUB 舟橋英誉さんインタビュー】:https://esports-world.jp/interview/27252
Café&Bar RAGE STも、カジュアルだけどガチ勢といったようなRAGEならではの仕掛けが展開されることを期待したい。
■関連リンク
Café&Bar RAGE ST公式サイト:
https://www.cafebar-rage-st.com/
Café&Bar RAGE ST 公式X:
https://twitter.com/CafeBar_RAGE_ST
ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。
Twitter:@sdora_tweet
情報元 - 【現地レポート】お酒が呑めてゲームもできて貸し切りだってできちゃう。夢のような環境が駅前に!——JR池袋駅東口にCafé&Bar RAGE STオープン!