情報元 https://game-hashirigaki.site/gaming/switch2-leak-one-year-before/
公式から今期中の発表が予告されたので、現時点におけるSwitch後継機の情報をまとめた投稿です。
ネット上での噂を自分なりに解釈したり、情報を補填しただけのものなので、確度が高いものではないです。ゲーム機の常として、推定より実行性能は下がるでしょう。
推定スペックはPS4と同じか、僅かに性能が高いくらい。発売は来年の5月とかじゃないかと、個人的には思っています。
リークスペック
ネットで流れている情報のうち、確度の高そうな数値をピックアップしたものです
T239について
Switch2に採用されると前々から推察されていた未発表SoC「Tegra T239」は、既存のSoCである「Tegra T234」のカスタム品で、前々からSwitch2用ではないかと言われていたものです。
元になっているT234は車載用のSoCで不要な部品が色々付いているので、それらを削ってダイサイズを縮小したものがT239だと言われています。ただし、現行のSwitchに搭載されている「Tegra X1」よりは大きくなるので、筐体の大型化は避けられないと見られています。
T239に採用されているCPUは8コアなので初代Switchからコア数が倍増。同じ仕様だとそのうち1コアは、本体のUIなどが占有するので、ゲームに使えるコアは7コアということになります。
GPUはGTX3000世代が使っているAmpareで、既存のAmpare製品は8nmラインで製造されています。
現行がGTX4000なので1世代前のアーキテクチャなんですが、その分だけ生産ラインを確保しやすい利点があり、GTX3000が使っていたサムスン8nmをそのまま使っているのではないかと推測されます。
グラフィック性能
推定されるGPU処理能力は3Tflops相当です。
同じAmpareアーキテクチャを採用しているGTX3050の33%ほどで、これを実行処理能力の基準として比較すると以下のとおりとなります。
同じAmpareアーキテクチャのGTX3050から逆算すると、新型Switchの性能はGTX 1050Tiに近いものとなり、PS4よりは高性能、Steam Deckとは同等クラスということになります。
GTX 1050Tiは往年の名機で、現役時代にはPCゲーミングの入門機として広く普及していました。Steam Deckは3年前にリリースされた携帯機で、現在6万円~で販売されています。
注意点は、上記の推定値がGPUをフル駆動させている状況の数値である――ということです。Switchはドック接続時に15W、携帯時に7Wの電力リミットが付いています。またメモリ周りも速度的なマイナスが出てきそうですし、良くてPS4と同等くらいになることが推測されます。
補助機能について
レイトレーシング
元のAmpareには専用のRTコアが搭載されており、レイトレーシングという機能が使えますが、任天堂の方針だとオミットされているんじゃないかと思います。
一応、RTX3050 LaptopにもRTコアは搭載されているんですが、ハッキリ言って現実的な機能ではありません。使い道がないと言っても良いです。
携帯機だとダイサイズの問題もありますし、RTコアは非搭載にして値段、スペースの問題解消に充てる方が現実的だろうと個人的には。
DLSS
価格との兼ね合いになるのですが、Tensorコアの方は搭載しているような気がします。Tensorコアというのは、Nvidiaのアーキテクチャに搭載されているAI用のコアです。
RTX3050 Laptopだと64UnitのTensorコアが搭載されています。
ゲームにおいては、出力する映像をAIアップスケールするのに使われており、こっちは汎用性があるので、多少なりとも搭載されているんじゃないかと思います。
価格について
ドックが付属していないとはいえ、かなり詰め込んだ性能になっているSteam Deckが6万円なので、機能を削らずに出すと、同じ位の価格になってしまうことが予想されます。
Steam Deckは海外での販売価格は399ドルから。初代Switchが299ドルなので、100ドル分の値上げに繋がる可能性あり。初代Switchと同じ貨幣レートだと4万5千円になるのですが、今年の任天堂は1ドル140円を推定しているので、これだと5万5千円です。
Steam Deckがまるで国内流通していないし、3年掛かって500万台しか生産していないマイナー機なので、量産効果や国内販路の関係からもっと低価格になるとは思いますが、下手にスペックを上げるよりもお求めやすい価格にして欲しい気はします。
モニターが1080pになるとか、ストレージが256GBになるとかいう話もチラホラあるんですが、ストレージは値段に直結しているので、128GBでも多すぎるだろうと思っています。256GBにしたら1万円近い上乗せになるので、やるとしても2バージョン商法の上位版のみとかになりそう。