Counter-Strike 2『Intel Extreme Masters Cologne 2024』にて、出場選手に対して薬物検査が実施されています。
G2 Esportsの投稿
Smashed the lower bracket so hard we got drug-tested pic.twitter.com/P4FQlnCZ7l
— G2 CS (@G2CSGO) August 13, 2024
「ロワーブラケットを圧倒した結果、薬物検査を受けた件」
※この投稿テキストは、写真を面白おかしく紹介するためのもの
eスポーツのアンチドーピングに取り組む「ESIC」
上記のSNS投稿画像に記載されている「ESIC = Esports Integrity Commission(eスポーツ公正委員会)」は、eスポーツを公正な競技とするための活動をおこなっている団体です。
その中にアンチドーピングの取り組みがあり、本大会に出場する選手が薬物を使用していないか、検査が行なわれたということになります。
このような薬物テストの様子が公開されているのは非常に珍しく、今回紹介してみました。
eスポーツでチェックの対象となっている薬物
「ESIC」公式サイトには、eスポーツにおける禁止薬物がリストアップされています。
※()内は製品名
- アンフェタミン硫酸塩 (Evekeo)
- デキストロアンフェタミン (Adderall、Adderall XR)
- デクセドリン (ProCentra, Zenzedi)
- デキストロメチルフェニデート (Focalin、Focalin XR)
- リスデキサンフェタミン (Vyvanse)
- メチルフェニデート (Concerta, Daytrana, Metadate CD and Metadate ER, Methylin and Methylin ER, Ritalin, Ritalin SR, Ritalin LA, Quillivant XR)
それぞれ、覚醒・興奮・高揚などの効果を得られることから、禁止の対象となっています。
正常な治療薬として用いられている側面もあり、使用を必要とする場合は事前に診断書や申請書を提出して許諾を得るルールで運用されています。