【『LoL』パッチノート先取り速報：パッチ14.9編】ナーフマシマシ、シンプルチャンピオンのバフトッピング一丁！筆頭株はあの泣き虫ミイラ

情報元 https://esports-world.jp/column/38380

こんにちは！『リーグ・オブ・レジェンド』（LoL）のライター、ねむしです。

さて、今回も『LoL』リードゲームプレイデザイナーであるMatt Leung-Harrison氏が公開されているパッチ14.9での調整予告と、その内容をまとめてくれているSpiderexe氏のポストや日ごろX（旧Twitter）で発信している情報を元に、パッチノートの”前段階”である「調整予告」を元にメタを予測していく、「パッチノート先取り速報」をお届けします！

パッチ14.9調整内容（予定）

日本時間2024年5月1日（水）に配信予定のパッチノート14.9は、外れ値への弱体化とシンプルなチャンピオンたちへのバフがメインとなるようです。

主な変更点は以下の通りです。

チャンピオンバフ

アムム
カルマ
ケネン
マルザハール
セジュアニ
セラフィーン

チャンピオンナーフ

アーリ
オレリオン・ソル
ブリッツクランク
イブリン
ジンクス
カサディン
マスター・イー
オラフ
パイク
スカーナー
タリヤ
トゥイッチ
アーゴット

チャンピオン調整

一部のチャンピオンの存在判定変更
アクシャン
ベル＝ヴェス
ジャンナ
ニーラ

システムバフ

デスダンス

システムナーフ

赤月の刃
サンダードスカイ
ステラックの篭手

システム調整

へクスドリンカー
マルモティウスの胃袋

Patch Preview 14.9!!
Apologies for being a day late, Arena post needed to go out yesterday.
Today is also ANZAC day, respect to those who lost their lives fighting for their country 🇦🇺🇳🇿; Lest we forget
Easy Champions Pass
– Some of our easy champions (Amumu, Malzahar,… pic.twitter.com/OcG8a5srlQ
— Matt Leung-Harrison (@RiotPhroxzon) April 24, 2024

前回のパッチ14.9でプロシーンが一段落するため、このパッチでは我々アマチュア環境にのみフォーカスして調整していくとのこと。

詳しく見ていきましょう！

ファイターアイテムの調整

まずはアイテムの変更から見ていきましょう。

赤月の刃：ナーフ
– 近距離チャンピオンの対象の最大体力ダメージが8%から6%に低下。

サンダードスカイ：ナーフ
– 固有効果『ライトシールドストライク』のクールダウンが6秒が8秒に増加。
※『ライトシールドストライク』……敵チャンピオンに対する最初の通常攻撃がクリティカルになり、[(140%基本攻撃力) + (6%減少体力)]の体力を回復する。余剰回復分は6秒間増加体力として得る
CD：チャンピオン毎に6秒

ステラックの篭手：ナーフ
– 価格が3000ゴールドから3200ゴールドに増加。
– 固有効果『ライフライン』のクールダウンが60から90秒に増加。
※『ライフライン』……体力が30%未満になるダメージを受けるとチャンピオンサイズが10%増加し、増加体力の80%の耐久値を持つシールドを得る。このシールドは4.5秒かけて徐々に減衰する。
CD： 60s

現状のファイターたちを下支えする3つのアイテムが強烈なナーフをもらいます。

「これらのアイテムをどれほど採用できるかが、そのチャンピオンの強さを指し示す」というほどに強力だったので、この変更は当然の処置でしょう。特に「ステラックの篭手」のナーフはかなりの数値なので、採用率は大幅に下がるものと予測できます。

特に、これら三種の神器を採用するリー・シンやシンジャオは勝率に影響してくることでしょう。

しかし、ファイターには他のアイテムでバフも用意されています。

デスダンス：バフ
– 攻撃力が55から60に増加。
– 固有効果『拒絶』の体力回復の増加攻撃力反映率が50％から75％に増加。
※『拒絶』…… 自分がダメージを与えてから3秒以内にチャンピオンが倒されると『強行突破』の残りのダメージが除去され、増加攻撃力の50%にあたる体力を回復する。

へクスドリンカー：調整
– 魔法防御の数値が35から30に低下。
– 合成素材に2本目のロングソードが追加。

マルモティウスの胃袋：バフ
– [新]15のスキルヘイストが追加。
– 攻撃力が65から70に増加。
– 魔法防御が50から40に低下。
– 価格が2800から3100に増加。
– 固有効果『ライフライン』に変更。
→発動中に得る12％のライフスティールから10%のオムニヴァンプに変更。
→シールドの持続時間が2.5秒から3.0秒に増加。
※『ライフライン』……魔法ダメージを受けて体力が30%未満になった場合、2.5秒間[200 + ( 225%増加AD(遠距離チャンピオンは 168.75%)]の魔法ダメージを軽減するシールドを獲得。

歴史的に見ても「ステラックの篭手」と「デスダンス」はよく競合する側面がありましたが、このパッチ14.9以降は若干「デスダンス」側に軍配が上がりそうです。

総括としても「ブラック・クリーバー」らの他ファイターアイテムは依然として強力なので、まだまだファイターたちの強さ自体は収まることはないでしょう。

大量のナーフ

このパッチでは調整を含めるとかなりの数のチャンピオンにナーフが入り、パワーのテコ入れが盛んに行われます。特に下記2体には注目したいところです。

スカーナー：ナーフ
– マナ自動回復が0.6から0.75に増加。
– Qのダメージが[10 – 70]から[10 – 50]に低下。
– Wのスロウが[20 – 40%]から[20％固定]に低下。
– Wのシールド量が最大体力の9%から8%に低下。

トゥイッチ：ナーフ
– 基本体力が低下し、レベルアップごとの体力が増加。(レベル1-18の推移が[682 – 2382]から[630 – 2398]に変更)
– Rの効果中に獲得する攻撃力が[40 – 70]から[30 – 60]に低下。
– Wのスロウの値が[30 – 50% + 魔力の6%]から[30 – 50% + 魔力の5%]に低下。

なんとも手痛いナーフです。他にもアーリ、ジンクス、カサディンらにもナーフが入るのですが、この2人に比べれば些末な数値と言えるほど。

間違いなくパフォーマンスの低下は免れないですが、両者とも習熟していればなんとかカバーできる数値といったところ。特にトゥイッチは相方のエンチャンターであるルルやジャンナが現環境ではどちらも強力なので、シナジー次第でカバーできる余地は残すことでしょう。