情報元 https://fnjpnews.com/News/59537
Typical Gamer氏、「バリスティック」の買収を直談判するもEpic CEO Tim Sweeney氏は拒否―UEFNとVerseへの「組織再編」がその理由に
フォートナイト初の1人称視点(FPS)タクティカルシューターとして期待されながらも、突如として2026年4月16日のサービス終了が発表された新モード『バリスティック』。
この決定を受け、UEFNゲーム制作スタジオ「JOGO」の創設者であり世界的ストリーマーのTypical Gamer氏が、Epic GamesのCEOティム・スウィーニー氏に対し、同モードの「買収」をSNSで直談判しました。これに対しスウィーニー氏がリプライで詳細に回答。買収を拒否した背景には、Epicの驚くべき技術的課題と、プラットフォームとしての新たな野心がありました。
Typical Gamer氏の熱い提案:愛着あるモードを「JOGO」で救いたい
Typical Gamer氏は、自身のスタジオ「JOGO」のリソースを使い、ファンに愛されている『バリスティック』を存続させたいと語りかけました。
Hey @TimSweeneyEpic, I love Ballistic and I know there’s a dedicated community behind it. Let us at @JOGO buy it from you and we’ll maintain, update and grow it. I’d be sad to see this mode just disappear… it didn’t get the chance it deserved. https://t.co/vz2t4nwOYu
— Typical Gamer (@TypicalGamer) March 25, 2026
「ヘイ、ティム。私は『バリスティック』を愛している。私たち『JOGO』にそれを買い取らせてほしい。私たちが維持し、アップデートし、成長させてみせる。十分なチャンスを与えられないまま消えてしまうのは悲しすぎるんだ」
この提案は、レイオフによる突然の打ち切りを嘆くコミュニティから大きな支持を集めましたが、スウィーニー氏の回答は「拒否」でした。
スウィーニー氏が語った、買収を拒否した「2つの真実」
ティム・スウィーニー氏は丁寧なリプライで応じつつも、なぜ「売却」という選択肢が取れないのかを明らかにしました。
1. 複雑な「C++コード」の依存
スウィーニー氏によると、『バリスティック』は現状、UEFN(Unreal Editor for Fortnite)の標準機能だけで動いているわけではなく、エンジンの深い階層にある複雑なUE5のC++コードに依存しているといいます。 「現状では継続的なメンテナンスが必要な内部コードに依存しており、外部に切り離して運用できる状態ではない」と、技術的な壁を認めました。
We need to ship a number of missing UEFN features so that anyone can build comparable games in these genres, and do it better than we did. These projects currently rely on complex UE5 C++ code in a number of areas that needs to be continually maintained.
— Tim Sweeney (@TimSweeneyEpic) March 25, 2026
2. 「自社開発」から「究極のツール提供」への完全シフト
さらにスウィーニー氏は、Epicの役割を劇的に変える方針を打ち出しました。
The engine & tools team at Epic is reorganizing around delivering as many useful features and Verse capabilities as possible for building varied and feature-rich games. We had a UE5/UEFN split among the teams previously and now everyone is together.
— Tim Sweeney (@TimSweeneyEpic) March 25, 2026
「私たちは、誰もがこのジャンルで同等のゲームを構築でき、しかも我々が作ったものよりも優れたものを作れるよう、不足しているUEFNの機能を数多く提供しなければならない」
特定のゲームモードを守るよりも、ユーザーが自律的に『バリスティック』超えの作品を作れる「環境(プラットフォーム)」を完成させることこそが、Epicの使命であると強調しました。
UE5とUEFNチームが「完全統合」へ
このビジョンを実現するため、Epic内部ではかつてない規模の組織再編が行われたことも明かされました。
- チームの垣根を撤廃: これまで分かれていた「UE5チーム」と「UEFNチーム」を一つに統合。
- Verseの進化に全力を注ぐ: すべてのエンジニアを、プログラミング言語「Verse」の機能拡張や、よりリッチなゲーム制作を可能にするツール開発に集中させる体制へ移行。
『バリスティック』の死は「次世代UEFN」への布石か
スウィーニー氏の回答は、Epic Gamesが「一デベロッパー」としての立場を捨て、「クリエイターに基盤を提供するプラットフォーム」へと完全に脱皮したことを示しています。
『バリスティック』という作品は幕を閉じますが、そこで培われた技術は今後UEFNやVerseの機能として開放される予定です。「Epicが作ったものより良いものを、君たちが作ってくれ」というメッセージは、Typical Gamer氏をはじめとする全クリエイターへの挑戦状とも言えるでしょう。
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