Riotのアンチチート「Vanguard」にゲームプレイ中のみ起動できる新機能が追加。特定条件を満たしたPCを対象に本日より実装へ
Riot Gamesは2026年6月25日、同社のゲームタイトルに導入されている独自開発のアンチチートソフトウェア「Vanguard」について、新機能となるオンデマンドモードの実装を発表しました。
今回のアップデートにより、特定の条件を満たしているPC環境においては、これまでPC起動時からバックグラウンドで常時稼働していたVanguardを、対象ゲームの起動中のみ動作させることが可能になります。
Windows 11ユーザーを対象とした新機能「Vanguard Pre-Check」
Riot Gamesのアンチチート責任者であるPhillip Koskinas氏の発表によると、今回新たに「Vanguard Pre-Check」と呼ばれるオプション機能が追加されます。

この機能を利用することで、Windows 11を搭載したPCでマザーボードの一部のオプションセキュリティ機能を有効化するなどの一定の条件をクリアしているユーザーは、Vanguardの実行タイミングを制御できるようになります。
これにより、Windowsのシステム起動時に自動で立ち上がっていた仕様を変更し、Riot Gamesのタイトルをプレイする時だけVanguardを起動させ、ゲーム終了後にシャットダウンするまで必要に応じて実行する運用が可能になります。
常時起動の懸念に対応しつつ進化を続けるセキュリティ
Vanguardは『VALORANT』をはじめ、『League of Legends』や『2XKO』といったRiot Gamesが展開するPC版タイトルのチート対策として、ゲームと同時にインストールが求められるソフトウェアです。メモリやシステムの状態を最も権限の強いカーネルモード(カーネルレベル)で監視・確認することで、不正な不正ツールや不正プログラムを検知する高い抑止効果を発揮してきました。
その一方で、ゲームを遊んでいないPCの通常使用時であっても常にバックグラウンドでシステムに常駐し続ける仕様に対しては、セキュリティやプライバシーへの配慮、PCのパフォーマンスへの影響といった観点から、一部のプレイヤーの間で懸念や抵抗感を示す声が根強く存在していました。
今回のアップデートはこうしたユーザーコミュニティからの懸念の声に応える形となっており、不正行為への強固な対策を維持しながらも、一般のプレイヤーがより安心して利用できる環境づくりへと進化していることが伺えます。
まとめ
今回のオンデマンドモードの実装は、常時起動に抵抗があったプレイヤーにとっては非常に嬉しい改善となります。
本日より順次実装が開始されるとのことですので、機能の有効化に必要なマザーボードのセキュリティ設定や技術的な詳細について気になる方は、Riot Gamesが公開している公式ページのアナウンスや詳細ドキュメントをご確認ください。
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